AKBシングル選抜総選挙第一党感謝祭2016が最高だったとファンから話題に

ＡＫＢ４８が７日、「ＡＫＢ４８シングル選抜総選挙　第一党感謝祭」をさいたまスーパーアリーナで開催した。今年の総選挙で８０位までに入ったメンバーの人数が、国内５グループの中で最多となったことへの「恩返し」をするイベントで、メンバーらは観客席の近くでヒット曲を歌うなど、熱心にファンサービスを行っていた。
〔写真特集〕ＡＫＢ４８が総選挙の「第一党感謝祭」

　イベント冒頭、ＡＫＢ４８の中で最高の２位となった渡辺麻友が手紙を読み上げ、「私の心の中にあるのは、応援してくれた人々への感謝の気持ちだけです」と思いを伝えた。名前を呼ばれたメンバー（姉妹グループからの兼任者らを除く）の総得票数が１００万票を超えたことについては、「すご過ぎて想像がつかない」との感想。「どれだけの愛を頂いたのかを実感したい」と言うと、ランクインしたメンバーと一緒に「（得票数の）１０分の１の紙吹雪」を浴びた。

　この日の観客席には、各メンバーのファンごとに集まって座る「推しメン席」が設けられた。向井地美音は自分の「推しメン席」から声援を受けると、「元気が伝わってきます」と感激した様子。一方、卒業を発表している小嶋陽菜は「（コンサートに）あと何回出られるか分からないので、目に焼き付けてほしい。でも、『推しメン席』は意外と遠かった」と話し、笑いを誘った。

　イベント後半になると、柏木由紀が「次の曲から撮影ＯＫになります」と宣言。メンバーは自分の「推しメン席」などに足を運んで「ポニーテールとシュシュ」「言い訳Ｍａｙｂｅ」などを歌いながら、観客のカメラにポーズを取っていた。

　グループ総監督の横山由依は「総選挙のたびに、私たちの夢はファンに支えられていることを再確認します。悩んだり、失敗したりすることもあるけれど、皆さんへの感謝の思いを持ちながら、ステージで輝き続けられるように頑張りたい」と決意を新たにした。

　引用時事ドットコムニュース